スキップしてメイン コンテンツに移動

かれらは、分かっているのか。13


朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は1日、「影の実力者」とされるチョン・ユンフェ氏(59)の国政への介入疑惑と関連する大統領府の内部文書が外部に流出し た事件について「決してあってはならない、国の秩序を乱す行為だ。誰であれ、不適切な行為が確認された場合は地位のいかんに関わらず一罰百戒の措置を講じ る」と述べた。朴大統領はこの日、大統領府の首席秘書官会議で「このような公職者の綱紀の乱れも必ずや正さなければならない腐敗の一つだ。悪意的な中傷が あったのであれば、それ相応の責任を問うべきだ」と発言した。
 朴大統領は「文書の流出のような国を混乱させることを、誰がどのような意図をもってしたのかどうか、早急に明らかにすべきだ」と述べた。その上で検察に 対しては「(文書の)内容の真偽を含む全ての事案について、1つの疑惑も残らないよう徹底的に捜査し、真実を明らかにするよう望む」と注文した。また大統 領府の幹部たちには「皆が協力して速戦即決で真実を明らかにし、国政の混乱を招く事態が長期間続くことのないようにすべきだ」と指示した。

 一方、文書の内容についてのさまざまな疑惑について朴大統領は「デマ」と述べ、疑惑を解消する姿勢を示した。

 朴大統領は「大統領府には国政に関するさまざまな事項だけでなく、世間に出回っている数多くの流言飛語や、あらゆる苦情も伝わってくる。それらが全て現 実にそぐうものではなく、事実に反することも多い」と述べた。その上で「ちょっと確認しただけでも、すぐに事実かどうかが分かる事項について、関係者たち に確認すらしないまま『影の実力者』などといった報道をすること自体が問題だ」として、チョン・ユンフェ氏の国政介入疑惑についてのメディアの報道を批判 した。だが朴大統領は、今回の事件の中心人物であるチョン氏の実名や、チョン氏に関する疑惑については一言も触れなかった。
 朴大統領がこの日「国の秩序を乱す」「一罰百戒」「速戦即決」「腐敗」といった強い言葉を口にしたのは、政権発足から3年目を迎えるのを前に発生した今回の事件が長期化した場合、国政の掌握力が急速に低下しかねないという危機意識の表れではないかとの見方が出ている。

 朴大統領は今回の事件の2つの主軸のうち、「影の実力者」に関する疑惑よりも「文書の流出」をより重視している。野党側が注目する文書の内容やメディア の報道については否定的な認識を示した。これについて野党側の関係者は「大統領府の文書が流出した理由が、幹部たちの軋轢(あつれき)にあるのだとすれ ば、たとえ側近であっても例外なく追放するという意向が反映されている」と語った。

 最大野党・新政治民主連合は、この日の朴大統領の発言を「検察の捜査のガイドラインを示したものだ」と批判し、特別検事による真相究明を求めた。新政治 連合の文喜相(ムン・ヒサン)非常対策委員長は、朴大統領の発言が伝わった直後、幹部たちに対し「予想はしていたが、大統領が今後苦しい状況に追い込まれ ると思う」と述べた。野党は文書の流出よりも国政介入疑惑を政治的により重視し、今回の事件を「ゲート」と見なしている。

 新政治連合の「影の実力者による国政独占真相調査団」の朴範界(パク・ポムゲ)団長は「大統領の発言のほとんどが文書の流出に照準を当てたものだという 点は、捜査のガイドラインを示したものではないことを望む」と述べた。また、ユ・ギホン・スポークスマンも記者会見で「今回の事件をうやむやにするようで は、朴槿恵政権は取り返しのつかない危機に陥るだろう」と語った。

 丁世均(チョン・セギュン)非常対策委員は党内の会議で「朴槿恵政権の『宮廷』からひどい悪臭が漂ってきている。影の実力者による国政への介入は、大統 領がいう『断頭台』に上げるべき代表的な弊害だ」と述べた。野党のある幹部は「捜査のガイドラインが示された以上、検察の捜査に期待することはないもな い。国会による真相解明、特別検事などあらゆる手段を活用すべきだ」と語った。だが野党は、さまざまな疑惑を裏付けるだけの証言や証拠を確保できていない ことが分かった。

[出典]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141202-00001360-chosun-kr

このブログの人気の投稿

ヌロンイ

歴史 ヌロンイはとても古い犬種で、古来より朝鮮半島に土着していて、 中国 の古代犬種の ハン・ドッグ とつながりがあると考えられている。 猟犬 、 番犬 として使役する傍ら、 食用 にもされていた。朝鮮半島では、現在も犬肉 レストラン などでヌロンイの料理が出されている。 食用犬種としての顔 「 犬食文化#韓国・北朝鮮 」も参照 ヌロンイの肉は甘く、北朝鮮ではタンコギ( 단고기 )と呼ばれている。韓国では滋養強壮剤として食されるもので、かつては貴重な タンパク 源のひとつであった。また、 牛 や 豚 に比べ、少ない餌で 肥育 できるために重要な収入源にもなっている。食用にされるのは主にオスで、大半のメスは繁殖用に残される。食用にされるヌロンイは 去勢 され、肉を与えず主に 穀物 系の餌のみを与えられて肥育される。攻撃性を削ぐために子犬の時に鼓膜を穿孔する場合もある。一定の期間、農場で大量のヌロンイが肥育された後に 屠殺 業者に売られて屠殺される。一般人が番犬として使役させたヌロンイを屠畜業者に売る場合もある。屠殺は撲殺と知られているが、最近は電気ショックなどで屠殺され出荷される場合が多い [1] 。屠殺方法が残酷だとされることと一部農場の劣悪な施設が 動物虐待 に 値するとして各国から厳しい批判がなされる。こういった抗議について、他国の文化を理解していないと疑問の声もある。また、批判をしている国々もかつては 犬食文化があったこともしられる。近年では、韓国にも「犬は愛玩動物」という意識を持つ人が増えており、韓国人主体の動物愛護団体が犬肉食を批判すること もある。 ペット犬種としての顔 近 頃では珍しい犬種を好む人にペットとして飼われたり、農村部では猟犬として使役させるなど、卓上に上る運命を免れるヌロンイも多くなってきた。韓国国内で も犬食に反対する動物愛護団体が増えつつあり、犬を食べない人も年々増加している。また、計画的な交配によりヌロンイの犬種の質を向上させようという運動 も盛んに行われている。 また、 2006年 時点で日本にも全国で30頭ほどのヌロンイがペット用として飼育されている。 特徴 「黄色い犬」 という意味の名の通り毛色は黄色っぽく、背、耳、マズル( 口吻 )、頭頂などに黒いマーキングがあるものもいる。 日本犬...

高木正雄もしくは岡本実という男5

6日付米ニューヨーク・タイムズは、韓国政界で野党・統合進歩党が初の違憲政党解散請求の対象となったことに関連し、同党の李正姫(イ・ジョンヒ)代表が朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の父親である朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領について、日本軍将校を務めていた過去を攻撃してきたことを背景説明付きで伝えた。  同紙は今回の事態に関連し、朴槿恵大統領の就任以降浮上した大統領選関連のスキャンダルに対する世間の関心をそらすためだとする野党側の主張と共に、李代表が言及した朴正煕元大統領の「親日」の過去を紹介した。  同紙は、昨年12月にテレビで放送された大統領選討論会で、李正姫代表が、日本による植民地統治期に満州で日本軍の中尉として勤務していた朴正煕元大統領の日本名は「高木正雄」だったと言及し、それが韓国の保守主義者の間ではタブー視されてきたと主張したことを伝えた。  同紙はまた、昨年テレビで生中継された大統領選の討論会で、李正姫代表が「日本に忠誠の血書を書き、日本軍将校になった高木正雄。韓国名は朴正煕。そのルーツは欺くことはできない」と発言したことを紹介し、記事を結んだ。  同紙は朴正煕元大統領について「韓国の経済成長を成し遂げた功績から、保守派の間で広く尊敬されているが、日本による被害を受けたという意識が国家的アイデンティティーの一部となっており、『親日派』というレッテルが『親北朝鮮』よりも批判を浴びることが多い韓国では、朴元大統領の親日的過去が朴槿恵大統領の政治的な弱点になっている」と指摘した。  このほか、同紙は1961年から79年までの朴正煕元大統領による「鉄拳統治」の期間に反体制派が北朝鮮を支持としたという理由で拷問を受けたり、処刑されたりしたが、韓国で民主化が進んで以降の裁判では無罪になったと紹介。現在の韓国が朴正煕元大統領による独裁時代に逆戻りしているとする李正姫代表の主張を伝えた。  同紙はこのほか、統合進歩党に対する違憲政党解散請求にまで発展した経緯について、昨年12月の大統領選でインターネット上での「中傷作戦」を展開したとして元国家情報院長が起訴され、朴槿恵政権が野党の攻撃で窮地に陥った点、今年9月に李石基(イ・ソッキ)国会議員が内乱を企てたとして逮捕されたことについて、野党から「政治工作」「弾圧」との批判の声が上がっているこ...

ポシンタンとトンスル

  犬の肉を食べ、人糞酒を飲む韓国文化 イギリスが韓国の伝統的な食文化といえる“犬食”を非難したという。韓国メディアによると、イギリス外務省のアジア・太平洋担当次官が「韓国政府に動物を愛する私たちの見解を伝え、犬肉を食べる慣行を変えるようにする」「犬は食べ物ではなく愛玩動物という点を立証していく」などと話したそうだ。 韓国では今も犬肉料理がポピュラーなのか そもそも、なぜイギリス外務省の次官が韓国の食文化を非難したかというと、イギリス政府が設置している請願サイトの影響だという。 韓国にはたしかに「ポシンタン」という犬肉料理があるが、実はその人気と需要は近年下がっている。 さらに韓国国内では犬肉の流通を禁止する法律を作る動きもある。すでに犬食の文化は失われつつあるだけに、韓国にとって今回のイギリスの忠告は余計なお世話だったかもしれない。 日本とは異なる韓国の“ラーメン文化”を知っていますか? 犬食に限らず、韓国の食文化や食の好みは近年、めまぐるしく変化している。 韓国の食文化といえばキムチを思い浮かべがちだが、例えば、ラーメンも長らく韓国人に愛されている“ソウルフード”だ。昨年のラーメン市場は2兆16億ウォン(約2000億円)で、韓国人1人あたりの年間ラーメン消費量は74食。これは世界1位とも言われており、5日に1食はラーメンを食べる計算になる。 とはいえ、韓国のラーメンはインスタントが主流。それは1963年9月に「三養ラーメン」という即席ラーメンが発売されたのが、韓国のラーメン史の始まりとされているからだ。ただし50年が過ぎた現在、韓国で人気を集めているラーメンは“日本式ラーメン”だろう。 韓国には1998年頃から日本ラーメン専門店があったが、当時はあまり人気がなかった。しかし、2000年代中盤頃から日本式ラーメンの人気に火がつく。とある料理評論家は「旅行で日本を訪れた韓国の若者たちが日本のラーメンを食べて、帰国後もそのおいしさを求めたから」と理由を解説している。 韓国のコンビニ弁当が凄いことになっている また、20~30代の学生・社会人や、最近急増している「一人世帯」の人に注目されているのがコンビニ弁当だ。 「11菜弁当」「サムギョプサル定食弁当」など、コンビニ弁当とは思えないほど種類が豊富で、こだわり抜いた味とボ...