2014年11月30日、中国メディア・澎湃新聞によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、韓国で2004年9月から「性売買特別法」が施行され、関連する店や女性に対する取り締まりが強化されたが、実際にはそうした店舗や女性は「地下」で営業を続け、性産業の勢いが復活していると報じた。
関係者によると、売春行為は、警察の摘発を逃れるため、マッサージ店や飲み屋など「地下」に移行している。女性はインターネットのSNSサイトなどを通じて客と知り合い、代金のやり取りもネット上で行われるため、警察も追跡が難しいという。
韓国女性家族部が2007年に実施した売春実態調査によると、売春業に従事する女性は約27万人、性産業の規模は14兆ウォン(現在のレートで約1兆5000億円)に上る。同部は2010年にも同様の調査を実施したが、インターネット経由の売春数などは把握できないとして、正確な数字の公表を控えている。
韓国メディアは、ルームサロン(ホステス付きの個室クラブ)や飲み屋など売春行為の新たな温床が、ソウルや釜山、光州などで放射状に増えていると報じている。(翻訳・編集/NY)
[出典]
http://news.livedoor.com/article/detail/9526950/