また、慰安婦問題ではこれでもかというくらいの日本叩きを続けてきたコネチカット大学のアレクシス・ダデン教授(安倍首相を「悪漢」と罵り、菅官房 長官を「ペテン師」と呼ぶほどの反日。「尖閣諸島も竹島も北方領土も国際的には日本の領土ではなく、安倍政権がその領有権を主張するのは危険な膨張主義」 とアンビリーバボーなことを論文に書いた女性)も「韓国も同じことをしていたという主張は日本の悪事を帳消しにはしない」と意見したほどだから、山口リ ポートは反日家の急所を衝いたとも言える。
が、ダデン教授の言うとおり、山口リポートは韓国政府の日本「口撃」に反撃するためのものではない。さんざん慰安婦問題で謝罪と賠償を求めておい て、お前も同じ穴の狢じゃないか、と言い返すほど日本人は浅ましい民族ではない。山口氏の、資料発掘の発端になった人物の言葉が全てを物語っている。
韓国軍がベトナムでやったことを認め、朴大統領と韓国国民が頭を冷やし、真摯に慰安婦問題に向きあうようになれば――、が資料発掘の目的だ。
冷静に、話しあおうではないか。私たちは、猛々しい盗人を隣人に持ちたくないだけなのである。
参考記事:週刊文春:4月2日号
SAPIO:2014年8月号
SAPIO:2014年8月号
http://diamond.jp/articles/-/70752?page=4