11日、米国のオンラインコミュニティー「Reddit」には「Aさんのうそは昨年に米国で行われた数学のコンテストから始まった」と暴露する書き込みが掲載された。この投稿はAさんが通うバージニア州のトーマス・ジェファーソン科学技術高校(以下、TJ高校)の同級生が書いたとみられ、数時間後に削除されたものの、韓国語に翻訳され『同級生が明かした○○○(Aさんの本名)詐欺劇の顛末(てんまつ)』というタイトルでネット上に出回った。
Redditの書き込みによると、Aさんは昨年、米国の数学コンテストの本大会出場者を決める予選で脱落した。だが、Aさんは本大会に進出した友人が受け取った合格通知の電子メールを盗用し、あたかも自分が合格したかのように見せかけていたという。
また、昨年冬にはハーバード大の早期選考に志願し、不合格だったにもかかわらず友人たちには合格したと触れ回っていた。早期選考に合格した同級生らが合格者リストにAさんの名前がないことを確認し、うそがばれたが、Aさんは周りを信じ込ませるため4月にハーバード大に遊びに行き、写真を撮って自身のフェイスブックに掲載した。
同じころ、Aさんはスタンフォード大にも合格したと主張し始めた。ハーバード大とスタンフォード大の合格者の集まりに参加し、本当の合格者らと写真も撮ったという。
AさんがTJ高校で満点(学点4.6)の成績を取ったという主張も、うそだったことが判明した。匿名を要求した同校の保護者は「今年のトップはインド人の生徒で、学点は4.57だった」と明かした。
Aさんが米国の大学進学適性試験(SAT)で2400点満点を取ったという話も、事実ではなかった。この保護者は「AさんがTJ高校に通っているのは事実だが、彼女のほぼ全ての主張がうそと判明している。今のところ、保護者たちは全て誇大妄想に陥ったAさんの自作自演だと認識している」と語った。
一方、Aさんの家族は同時入学のうそが報じられて以降、マスコミとの接触を絶っている。先ごろ娘の同時入学をマスコミに明かしたAさんの父親は、本紙記者に携帯電話メッセージで「弁護士と総合的に事実を調べてから対応するつもりだ」と伝えただけで、記者からの電話には出なかった。本紙はAさんの母親にも電話をかけたが、つながらなかった。
Aさんが米国きっての名門校であるTJ高校の生徒で、未成年者でもあることから、子どもたちの将来を懸念する声も出ている。TJ高校は米誌USニューズ&ワールド・レポートの公立高校ランキングで毎年1?2位を争う名門校で、アイビーリーグをはじめとする名門大に毎年100人以上の合格者を出している。昨年は480人の募集定員に3000人近くが殺到し、約6倍の倍率を記録した。韓国やインド、中国などアジア系の生徒が半分ほどを占めており、韓国人の親の中には、子どもをこの高校に入れるため父親を韓国に残して母親と子どもが早期留学し、小学生のころから準備させるケースもある。
在米韓国人のオンラインコミュニティーでは「文書まで偽造するなんてとんでもないことだ」といった批判と併せ「学閥至上主義、行き過ぎた競争が子どもを極端な状況に追い込んだ」という同情的な意見もみられた。
ある保護者は「私も子どもに良い成績を取るよう強いているが、親の高い理想に合わせようとして子どもが駄目になってしまうのではないかと心配だ。考えを変えるべきだろうか」と書き込み、多くの人が共感のコメントを寄せた。
出典
http://news.livedoor.com/article/detail/10222699/