23日放送の「虎ノ門ニュース 8時入り!」(CS放送・DHCシアター)で、弁護士でタレントのケント・ギルバートが、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に無罪判決が下った件に関連して、韓国を批判する場面があった。
番組では、加藤前支局長が韓国検察に起訴された話題を取り上げた。
2014 年、韓国の大型旅客船・セウォル号が沈没し、300人以上の死者を出す大事故が発生した。加藤前支局長は、韓国の有力紙コラムなどを引用しつつ、朴大統領 が事件当時、元側近の男性と会っていたことを示唆する記事を発表した。韓国検察は、この記事が朴大統領の名誉を毀損したとして、加藤前支局長を在宅起訴し ている。
しかし今月17日、韓国の裁判所は、加藤前支局長に対して無罪を言い渡している。検察も控訴を断念したため、加藤前支局長の無罪判決はこれで確定することになった。
ケントは、元の記事を発表した韓国の有力紙が何のおとがめもない一方、加藤前支局長がその記事を引用しただけで今回の事態に追い込まれたことに対して、「どういうことだよ? 本当に」と憤りをあらわにする。
さらにケントは、産経ではなくニューヨーク・タイムズの支局長が今回の騒動の引き金を引いた場合、韓国検察は同じことをしなかっただろうと指摘した。もし同じように起訴していれば、在韓米軍が一斉に引き上げる状況になったというのだ。
その上で、ケントは厳しい口調で「(韓国は)日本をナメてんだよ!ホントに!」と吐き捨て、「日本に対して何かおねだりをしたら、もしかしたらお金が出ると思ってしまっているようですね…。依存症ですよ」とまで言い放っていた。
ケントは、加藤前支局長が元々無罪であったため、日本は本件に関して韓国に感謝する必要は一切ないとも断言していた。
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