スキップしてメイン コンテンツに移動

出鱈目国家の証3


「(無罪判決は)予想できなかった」。産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長(49)が、記者会見で漏らしたこの言葉が、四面楚歌の中でのこの裁判の厳しさを表わしていた。
本日、ソウル中央地裁において、加藤氏は韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を傷つけたとして名誉毀損に問われていた刑事裁判で、「無罪判決」を勝ち取った。
私は、昨年8月から「1年4か月」にわたる、これまでの加藤氏と産経新聞の「闘い」に注目してきた一人だ。本日は、その当の産経新聞から無罪判決へのコメントを求められ、思いつくまま、感想を述べさせてもらった。
「いったい、この裁判は何だったんだろう」と私は率直に思っている。なぜなら、そもそも加藤氏のコラムは、どこにも問題を見出しようもない、つまり、最初から裁判で争われるようなものでは「全くなかった」からだ。
ことは、韓国の有力紙『朝鮮日報』が、咋年7月18日、「大統領をめぐるウワサ」と題して興味深いコラムを掲載したのが発端だ。そこには、セウォル 号事件の当日、パク大統領が「7時間も所在不明」だったこと、さらに「世間では『大統領は当日、あるところで“秘線”とともにいた』というウワサが作られ た」ということが書かれていたのだ。
“秘線”とは、密会する異性のことを指すのだろうが、加藤氏はこの『朝鮮日報』のコラムを引用しながら、「噂の真偽は不明だが」ときちんと断わった上で、こんな噂が流されるほどパク大統領は追い詰められており、「権力基盤が揺らいでいる」ことを指摘したのである。
加藤氏のコラムは、さまざまな点に配慮した上で書かれており、一読すれば、大統領を誹謗中傷するようなものでないことは、すぐにわかる。公人中の公人である大統領の動静をもとに、日本の読者に「韓国の政治情勢」をわかりやすく伝えたものだった。
だが、周知のように韓国は、「言論の自由」も、「報道の自由」も、およそ存在しない国である。権力者の前では、民主主義国家で共有されている、これ らさまざまな基本原則が“有名無実化”されており、要は、権力者の怒りを買えば、どんなものが「名誉毀損」とされ、どんなことで「刑事責任」を追及される ことになるのか、まったくわからないのである。恐ろしい国だと思う。
それも、発端になった韓国の有力紙『朝鮮日報』のコラムは不問に伏した上で、産経新聞だけを起訴したのだから、もう目茶苦茶である。
ちょうど起訴の2日前に、加藤氏は、雑誌『正論』に「性搾取大国韓国の不都合なる真実」と題して、名乗り出て訴訟沙汰になっている米軍相手の慰安婦 「ヤンコンジュ(洋公主)」たちのことを記事にし、慰安婦問題で日本を批判する韓国政府を舌鋒鋭く批判していた。そのことも、パク大統領には許せなかった のかもしれない。
「これは当然の判決であって、特別に感慨を抱くということはありません。公人中の公人である大統領に関する記事が気に入らないとして起訴する構図。このあり方は、近代的な民主主義国家の姿としてどうなんでしょうか。いま一度、考えてもらいたいと思います」
本日、判決後にそんな怒りの記者会見をおこなった加藤氏の気持ちはよくわかる。一方、加藤氏を起訴し、「懲役1年6か月」という求刑までおこなっていた韓国の検察当局は、最後に政権からも梯子(はしご)を外され、世界に「恥を晒した」と言える。
この事件で失墜した韓国の「国家的信用」が回復されるのは極めて難しいだろう。民主主義国家の根幹を成す「言論・表現の自由」がこの国に存在しない ことは、先月、『帝国の慰安婦』の著者、朴裕河(パク・ユハ)・世宗(セジョン)大学教授を在宅起訴して、世界を唖然とさせたことでもわかる。
起訴の理由は、驚くべきことに、「秩序の維持などのためには、言論の自由や学問の自由は制限される」というものだった。「気に入らない言論は叩きつぶす」「都合の悪い研究はやめさせる」というのが、韓国の際立った特徴であり、基本姿勢なのだ。まさに“独裁国家”である。
一連の出来事は、韓国が先進国と「価値観の共有」ができるような成熟した国家になるまでには、まだまだ長い歳月が必要であることを教えてくれる。
それにしても、今回の裁判は最後まで驚かされた。これまた近代国家、民主主義国家の原則である「三権分立」も韓国には「ない」ことがわかったからだ。
韓国外務省が判決を前にして、裁判所に対し、「日韓関係などを考慮し、(判決に対して)善処するよう要請した」というのである。つまり、韓国では、「司法の独立」もなく、政府が判決の中身に干渉したり、要望を出したりすることができるのである。
もともと加藤氏の起訴が、大統領の“意向”であったことは間違いなく、事件は最初から司法への政治介入から始まり、最後も政治介入で「決着させる」 という極めて特異な経過を辿ったことになる。「三権分立」さえない国には、「民主主義国家とは何ぞや」と聞くことさえ憚られる思いだ。
本日、李東根(イ・ドングン)裁判長は、3時間もの判決文朗読でこう言及した。
「韓国は民主主義制度を尊重しなけければならない。憲法でも“言論の自由”が保障されている」
「外国記者に対する表現の自由を差別的には制限できない。本件も、言論の自由の保護内に含まれることは明らかだ」
「大統領の公的地位を考慮すれば、名誉毀損は認められない。私人、朴槿恵に対する誹謗目的もあったとは認めれない」
そして、「判決は、次の通りである」と前置きして、「無罪」を宣言したのである。3時間もの間、着席も許されず、立って朗読を聞き続けた加藤氏は、ついに「無罪」という言葉に辿り着いたのだ。
それは、「三権分立」もなく、最初から「有罪」という結論が決まっていた中での、まさに「予想外」の判決だった。
私は、この無罪判決は、ひとつの大きな「道」を示したと思っている。それは、加藤氏も、産経新聞も、そして官邸も、一度も韓国に譲歩せず、毅然とした姿勢を貫き通したことにある。
そして、日本政府は、あらゆるチャンネルを通じて、「この裁判がどういう意味を持っているか」を韓国に伝えてきている。一種の“脅し”である。
それは、「やれるものなら、やってみろ」という気迫が伴うものでもあっただろう。私は、一貫したこうした毅然とした姿勢が、今回の「無罪判決を生んだ」と思っている。
韓国のような国家に対して「譲歩」では何も生まれないことを日本人は知るべきだろう。それを「教えてくれた」という意味では、この裁判もそれなりの意義があったと言える。
今後、今回の国家的信用失墜に対して、韓国は長く苦しむことは間違いない。民主主義国家としての価値観が共有できない「弾圧国家」としてのレッテルが貼られた韓国は、その払拭(ふっしょく)のためには長い歳月が必要だろう。
この無罪判決で、「両国の関係は改善される」などという楽観的な観測が早くも出ている。しかし、日本側からすり寄る必要は全くない。
韓国は、民主主義国家ではないことが証明されたのだ。今後は、その“根本”に目を向けさせるために、日本は、毅然として「距離」を置き、同じ価値観を共有できるまで、じっと「待てばいい」のである。そのことを日本人は肝に銘じるべきだと、私は思う。
 
 
http://blogos.com/article/150501/

このブログの人気の投稿

ヌロンイ

歴史 ヌロンイはとても古い犬種で、古来より朝鮮半島に土着していて、 中国 の古代犬種の ハン・ドッグ とつながりがあると考えられている。 猟犬 、 番犬 として使役する傍ら、 食用 にもされていた。朝鮮半島では、現在も犬肉 レストラン などでヌロンイの料理が出されている。 食用犬種としての顔 「 犬食文化#韓国・北朝鮮 」も参照 ヌロンイの肉は甘く、北朝鮮ではタンコギ( 단고기 )と呼ばれている。韓国では滋養強壮剤として食されるもので、かつては貴重な タンパク 源のひとつであった。また、 牛 や 豚 に比べ、少ない餌で 肥育 できるために重要な収入源にもなっている。食用にされるのは主にオスで、大半のメスは繁殖用に残される。食用にされるヌロンイは 去勢 され、肉を与えず主に 穀物 系の餌のみを与えられて肥育される。攻撃性を削ぐために子犬の時に鼓膜を穿孔する場合もある。一定の期間、農場で大量のヌロンイが肥育された後に 屠殺 業者に売られて屠殺される。一般人が番犬として使役させたヌロンイを屠畜業者に売る場合もある。屠殺は撲殺と知られているが、最近は電気ショックなどで屠殺され出荷される場合が多い [1] 。屠殺方法が残酷だとされることと一部農場の劣悪な施設が 動物虐待 に 値するとして各国から厳しい批判がなされる。こういった抗議について、他国の文化を理解していないと疑問の声もある。また、批判をしている国々もかつては 犬食文化があったこともしられる。近年では、韓国にも「犬は愛玩動物」という意識を持つ人が増えており、韓国人主体の動物愛護団体が犬肉食を批判すること もある。 ペット犬種としての顔 近 頃では珍しい犬種を好む人にペットとして飼われたり、農村部では猟犬として使役させるなど、卓上に上る運命を免れるヌロンイも多くなってきた。韓国国内で も犬食に反対する動物愛護団体が増えつつあり、犬を食べない人も年々増加している。また、計画的な交配によりヌロンイの犬種の質を向上させようという運動 も盛んに行われている。 また、 2006年 時点で日本にも全国で30頭ほどのヌロンイがペット用として飼育されている。 特徴 「黄色い犬」 という意味の名の通り毛色は黄色っぽく、背、耳、マズル( 口吻 )、頭頂などに黒いマーキングがあるものもいる。 日本犬...

韓国人が好んで食べる食べ物とは糞酒トンスルにほかならない

2017年12月27日、韓国のインターネット掲示板にこのほど「世界中で韓国人だけが好んで食べる食べ物」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーが関心を寄せている。 スレッド主がまず紹介したのは「エゴマの葉」。日本でも最近「エゴマ油」などがメディアなどで話題になったが、韓国では油だけでなく葉もサンチュのように焼き肉の包み菜などとして食べられている。シソ科の植物で、見た目は青ジソとよく似ているが、シソとはまた違う独特のクセがあるのが特徴。 続いて紹介しているのは「コルベンイ」と呼ばれるサザエやタニシに似た巻貝。日本ではよく「つぶ貝」と訳されている。千切りの長ネギやそうめんなどと一緒に唐辛子やニンニクとあえて食べることが多く、焼酎やビールのおつまみにぴったりだ。 この二つの食べ物、スレッド主によると「食用として食べる国は韓国が唯一」だそうで、同じ東アジアでも日本や中国ではほとんど食べられていないという。世界の消費量の80%以上が韓国とのことだ。 これを受け、ネットユーザーからのコメントは「おかしいなあ。エゴマの葉は体にすごくいいのに」「あんなおいしいものを知らないとは、人生においてかなり損してる」「エゴマの葉+ニンニク+みそ+サムギョプサル=死ぬほどおいしい」「ああ、なんか食べたくなってきた」とその効用やおいしさを伝えるものが多い。 一方で「コルベンイは外国人が苦手に感じるらしい」と理解を示す声も上がっているが、「外国ではシソやエスカルゴを食べるじゃん」「コルベンイもエスカルゴと似たようなものじゃないの?」との反論も浮上。 中には、韓国で食べられるようになった背景について「食文化は歴史と関係が深い。(韓国は)貧しかったからあらゆる物を食べる」と分析するユーザーがみられた他、「それならポンデギ(蚕のサナギをゆでたり蒸したりして味付けしたもの)は?」「ナクチ(手長ダコ)は?」など別の食べ物の名前を挙げるユーザーもいた。 http://news.livedoor.com/article/detail/14089585/ トンスル ( 똥술 、糞酒、 Ttongsul )は、 韓国 で飲用されているとされる 人糞 を使った 薬用酒 [2] 。 韓方薬 。 韓国では地方によって作り方に差異がある一種の 民間療法 とされる。骨折・打撲・腰痛に効...

ポシンタンとトンスル

  犬の肉を食べ、人糞酒を飲む韓国文化 イギリスが韓国の伝統的な食文化といえる“犬食”を非難したという。韓国メディアによると、イギリス外務省のアジア・太平洋担当次官が「韓国政府に動物を愛する私たちの見解を伝え、犬肉を食べる慣行を変えるようにする」「犬は食べ物ではなく愛玩動物という点を立証していく」などと話したそうだ。 韓国では今も犬肉料理がポピュラーなのか そもそも、なぜイギリス外務省の次官が韓国の食文化を非難したかというと、イギリス政府が設置している請願サイトの影響だという。 韓国にはたしかに「ポシンタン」という犬肉料理があるが、実はその人気と需要は近年下がっている。 さらに韓国国内では犬肉の流通を禁止する法律を作る動きもある。すでに犬食の文化は失われつつあるだけに、韓国にとって今回のイギリスの忠告は余計なお世話だったかもしれない。 日本とは異なる韓国の“ラーメン文化”を知っていますか? 犬食に限らず、韓国の食文化や食の好みは近年、めまぐるしく変化している。 韓国の食文化といえばキムチを思い浮かべがちだが、例えば、ラーメンも長らく韓国人に愛されている“ソウルフード”だ。昨年のラーメン市場は2兆16億ウォン(約2000億円)で、韓国人1人あたりの年間ラーメン消費量は74食。これは世界1位とも言われており、5日に1食はラーメンを食べる計算になる。 とはいえ、韓国のラーメンはインスタントが主流。それは1963年9月に「三養ラーメン」という即席ラーメンが発売されたのが、韓国のラーメン史の始まりとされているからだ。ただし50年が過ぎた現在、韓国で人気を集めているラーメンは“日本式ラーメン”だろう。 韓国には1998年頃から日本ラーメン専門店があったが、当時はあまり人気がなかった。しかし、2000年代中盤頃から日本式ラーメンの人気に火がつく。とある料理評論家は「旅行で日本を訪れた韓国の若者たちが日本のラーメンを食べて、帰国後もそのおいしさを求めたから」と理由を解説している。 韓国のコンビニ弁当が凄いことになっている また、20~30代の学生・社会人や、最近急増している「一人世帯」の人に注目されているのがコンビニ弁当だ。 「11菜弁当」「サムギョプサル定食弁当」など、コンビニ弁当とは思えないほど種類が豊富で、こだわり抜いた味とボ...